対談｜村岡浩司 × 前野隆司

村岡浩司｜（株）一平ホールディングス
1970年3月、宮崎市生まれ。大宮高校卒業後、1988年に米国（COLORADO MESA UNIVERSITY/コロラド州）に語学留学、そのまま大学へ編入したが、 在学中にヴィンテージ衣料やアンティークを買い付けるファッションバイヤーとして学生起業。大学を中退して帰国後、宮崎初となる古着＆輸入雑貨『Pickel Trading Co.』をオープン。1998年までアメリカと宮崎を往来しながらバイヤーを続けていたが、経営に行き詰まり廃業。初の挫折。その後、家業である一平寿司にて寿司職人へと転身。食の世界へ。2004年に父である先代社長の死去に伴って社長就任。2019年、持株会社(株)一平ホールディングスを設立し、代表取締役社長に就任。九州の地域資源を生かした「KYUSHU ISLANDブランド」のビジネス展開による地域創生への貢献を目指して事業を展開中。九州各地にて様々な地元創生活動や食を通じたコミュ ニティ活動にも取り組んでいる。

前野隆司｜慶應義塾大学教授
1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。博士（工学）。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、幸福経営学など。著書に、『幸せな職場の経営学』（2019年）、『幸福学×経営学』（2018年）、『幸せのメカニズム』（2014年）、『脳はなぜ「心」を作ったのか』（筑摩書房，2004年）など多数。

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